2016年03月01日
2016年が始まって早2ヶ月、皆様いかがお過ごしですか?
重川材木店では今年もお客様とのありがたいご縁に恵まれ、
日々素敵な家づくりに精進させていただいています。
今回は3回シリーズで、最近重川材木店でお住まいを
建てられたお客様とのエピソードをご紹介させていただきます。
先日、お引き渡しを終えたE様からお招きいただき、
建築に携わった棟梁や大工、設計担当がご馳走になる機会がありました。
棟梁や大工は、完成した住宅に伺う機会が少ないため、
実際に生活されている様子を見ると
かなり大きな感動を覚えるそうです。
この度はオーナー様にそんな貴重な場を設けていただき、
とても有難く、嬉しい時間となりました。
家を建てる時には、自ずとオーナー様ご家族様ならではの
エピソードが生まれます。
E様のお住まいを建てる際には、
奥様のご実家が大工業を営まれていたということもあり、
家を建てる時のために…と保管していた柱材やカウンター材がありました。
それらが見事に重川の社員大工の手により適材適所に納まり、
この日オーナー様の暮らしの中に溶け込んでいる様子が確認できたと、
お邪魔させていただいた社員一同喜んでいました。
玄関ホールの飾り棚、キッチンカウンターには
それぞれ年季の入った欅が納まっていました。
写真の後ろに写っているシェードカーテンは、
奥様がこのご自宅を建てる時のためにずっと保管していた、こだわりの生地。
奥様と縫製を担当するお姉様、そして当社のコーディネーターが
検討を重ねて裁断した時のことが思い起こされます。
オーナー様曰く、「棟梁=日本酒」というイメージがあるそうで
この日は銘酒を振舞っていただき、棟梁はたっぷりと酔いしれたとのこと。
お客様と完成の喜びを分かち合うお酒は、格別だったに違いありません。
こだわりの空間での一夜は、細部にまで思い出が詰まった家で過ごす
至福の時間となりました。
E様、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
次回も、オーナー様と建物の
どのようなエピソードが登場するか、お楽しみに。
完成後のお住まいをご紹介したブログ記事