2015年11月16日
新潟のあちこちでは白鳥が見られる季節となりました。
日も随分と短くなり寒くなってきましたが、皆様お元気でしょうか。
重川のモデルハウス「匠の森」では去る11月4日、
さわやかな秋晴れの中お茶会が開かれました。
今年7月に行われた遠州流の皆様による2回目のお茶会で
平日にも関わらず12名もの皆さまがご参加され、大変和やかなひと時となりました。
7月の開催時は緑とアジサイが美しい季節でしたが、今回は紅葉が綺麗な時期。
前回とは異なる、新たな匠の森の表情もお楽しみいただくことができました。
今回初めて拝見させていただいたのは、
火が上手におこるよう炭を並べる「炭点前」。
美しい配置によって炭がとても綺麗な赤い色になりました。
遠州流さんでは黒いものを、流派によっては白いものを使うそうです。
一つのお茶会の中でも、炭点前、濃茶、薄茶、とお手前に応じて
掛け軸とお花を替えたりと、床の間のしつらえを変えられていました。
それぞれの場面で趣が異なる、日本の文化の奥深さが感じられます。
お点前の最中の緊張の中にも、時には笑いがある和やかな会。
前回もそうですが、「静か」や「緊張感漂う」といった
お茶会のイメージが変わるくらい楽しいひとときでした。
また合間には、匠の森の中を散歩され、ゆっくりと紅葉をご堪能いただきました。
「紅葉が素敵でつい見とれてしまいました。」との感想もいただき、
先生をはじめ皆さん喜ばれているご様子。
毎日お手入れをしている甲斐がありました。
前回もお越しいただいた方からは
「庭の眺めが前回とは違い、また新鮮な気持ちで参加できました」と声をかけていただき、
日本の四季の美しさの変化やそれを含めて堪能する文化の良さを
私も改めて噛み締める機会になりました。
今まで匠の森にいらしたことがある方も、
晩秋の匠の森を散策しに是非いらしてください。
数寄屋造りの住宅と紅葉のコントラストも見応えがあります。
日本の四季が奏でるその季節ならではの美しさは一期一会、
スタッフ一同皆様のお越しをお待ちいたしております。
もちろん今回のように、モデルハウスを使った
イベント開催のご相談も気軽にお声をかけてくださいね。