2015年07月10日
去る7月5日、重川のモデルハウス匠の森では、遠州流の皆さまによるお茶会が催されました。
梅雨の時期なのでお天気の具合が心配されましたが、今年の新潟はあまり雨が降らず、
この日も爽やかな晴天に恵まれ、ホッとしました。
お越しくださった14名の皆さまの中には、長岡からお越しの方も。
皆さま夏の着物をお召しになり、それだけでとても華やかな雰囲気が漂います。
会は11時から、まずは京数寄屋のモデルハウスで、濃茶のお手前です。
初心者の方は先生と丁寧に作法を確認しながら、1時間。
とても凛とした空気が流れていて、拝見している私も背筋が伸びる気持ちになりました。
そのあとは平屋のモデルハウスでご昼食。
終始和やかにご歓談されるご様子に、
午前とはまた少し違った皆さまの仲の良さを垣間見させていただきました。
また、別棟のモデルハウスも見学したいとのお申し出をいただいていたので、
ご昼食後にご案内を。熱心にご覧いただき、「使い勝手がいいわね。」
「やっぱり杉は越後杉を使っているの?」などのお声やご質問もあり、
造りや素材についてご説明させていただきました。
また訪れる方に四季の移ろいを楽しんでいただきたいと
日頃から社員が手入れしている庭も、
「とっても気持ちよくて、歩いているだけで癒されました。」とお言葉をいただき、
とても嬉しく思わず顔がほころんでしまいました。
午後からは薄茶のお手前を楽しまれて、この日のお茶会は終了です。
「素敵なお茶室を貸していただきありがとう。」とのお言葉をいただきました。
重川の匠の技を結集した京数寄屋。「なぜモデルハウスに茶室があるの?」と
思われるかもしれませんが、住まいとは日常の疲れを癒し、家族との団らんを楽しみ、
そして人生を楽しむための場所。実際に茶室を造られる施主様も数多くいらっしゃいます。
重川材木店では、4棟ある匠の森モデルハウスを、無料で貸し出しを行っています。
お花や絵画の展示にお使いいただいたこともあります。
趣味や特技の発表の場に、ぜひお気軽にお問い合わせください。