2018年10月29日
10月14日(日)無垢の杉を使って大工と一緒にお子様の学習机をつくる「親子でつくろう学習机」イベントを開催しました。
子どもにとって、学習机ははじめて手に入れる自分だけの大切なスペース。学んだり、つくったり、遊んだり…机に向かう時間は自分だけの大切な世界です。そんな、かけがえのない時間を過ごす学習机を親子で想いを込めて一緒に作ってもらいたいとこのイベントを企画しました。
参加してくれたのは2家族。小学3年生のMくんとそのご両親。小学2年生のRくんとご両親と妹のAちゃん。開会の挨拶の後、早速机づくりにチャレンジです!
まずは、天板の加工からスタートです。ノコギリとペーパーヤスリで四隅の角をカーブ状にカットする「R加工」を。さらに、カンナや電動工具を使って、角を削り丸みをもたせる「面取り」をします。
慣れない工具や、初めて使う機械にドキドキの2人。
続いては机の脚を作ります。
ここでインパクトドライバーの出番!最初は力加減の練習から。人差し指のボタンを押して、まずはゆっくり動かし、徐々にスピードをあげていきます…。機械のパワフルさに驚く2人。
そして、小学生にとってはかなり重いようです。
大工さんがバッテリーを外して見せると…
「軽いね!これなら持てる!!」と張り切るMくん。
すかさず「動かないけどね」と大工さんがツッコミ、一同大爆笑という一幕がありました。
脚づくりの作業では天板裏に引き出し受けをつける作業もあり、難しい作業でした。Mくんのご両親はなるべく手をださず、Mくんの作業を見守っています。Rくんも作業をはじめると何でも自分でやってみたがる積極性!短時間の間に二人ともどんどん成長していく姿が見られました。
しかし、ここで予定していた時間が来てしまいました…
朝から集中して作業していた2人にサプライズで用意していた芋煮を頂き休憩をすることに。山形県出身のスタッフがつくる本場の味で英気を養います。
引き出しの作成と、塗装を残して延長戦1時間がスタート。インパクトドライバーやノコギリの使い方には慣れたので、子どもたちは未経験の塗装作業をすることに。組み立てた机を外に出し、ハケを使って木目にそって大きく動かしながら塗装をしていきます。またすみや小口は小さなハケを使って。ここでは妹のAちゃんもお手伝い。「私も自分の机をつくりたい」とちょっぴりご機嫌斜めでしたが、「必要になったら作りに来てね」と約束をしました!
最後は完成直後の机と大工とで記念撮影。
Mくんは、大工の安達をいろんな秘密道具を出すドラえもんのように見ていました。電動工具も怖がらず使ってくれましたよ!
引き出しを差し込んだ時にRくんの一瞬の笑顔。今日一番でしたよ!妹のAちゃんも端材を使って作品を8つも作っていました!端材で作ったうさちゃんを大事に抱っこして帰られました。
自分で汗をかいて作った机。きっと家族の宝物になってくれるはず。机は塗装が乾くまでは、重川材木店でお預かり。後日ご自宅にお届けに伺います。お二人がどんな顔で机を迎えてくれるのか、とても楽しみです!