ゴールデンウィーク③【大安吉日】神秘的なパワースポット!(秋田県大仙市)

匠ブログ

本日のブログも、ゴールデンウィーク期間中、社員一同がそれぞれの場所で、楽しく有意義な時間を過ごしました。その中でも特に心温まる素敵なひとコマをご紹介させていただきます。3番手は、リフォーム部のNさんです!

樹齢300年の杉並木と古墳のような石垣が圧巻の唐松山天日宮

2025年5月5日(月)の大安という縁起の良い日、かねてより訪れたかった秋田県大仙市に鎮座する「唐松山天日宮(からまつさんあまつひのみや)」へ行ってまいりました。

自宅からは高速道路を利用しても片道約5時間という道のり。道中には、まだ雪を抱く雄大な鳥海山の姿を望むことができました。

唐松山天日宮とは

唐松山天日宮は、物部家邸宅の庭園に位置し、物部家ゆかりの神々をお祀りする歴史ある神社です。ご祭神の一柱である饒速日命(にぎはやひのみこと)は、弥彦神社の後祭神・天香山命(あめのかごやまのみこと)の父神にあたります。

現在の社殿は1914年に建立されました。驚くべきことに、神社の基壇を築く石垣は、崇敬者の方々から奉納された天然石10万個もの石を積み上げて造られたというから驚きです。また、参道の両脇にそびえ立つ秋田杉は、樹齢300年と言われ、その姿に圧倒されます。

饒速日命について

饒速日命は、古事記や日本書紀にも登場する重要な神様です。天照大神の命を受け、神武天皇よりも先に大和国(現在の奈良県)に降臨したと伝えられています。

 

 

参拝

唐松山天日宮に足を踏み入れると、まず樹齢300年の秋田杉が織りなす参道の清々しい空気に心洗われるようでした。両脇にそびえ立つ巨木は、神聖な雰囲気を醸し出しています。

そして、目の前に現れた石垣の基壇は、まるで古墳のような独特の形状をしており、これまで見てきたどの神社とも異なる趣がありました。10万個もの自然石が積み上げられたその姿は、人々の信仰心の深さを物語っているようです。

神社の周囲は美しい池になっており、優雅に泳ぐ鯉の姿に心が和みます。また、神社の周囲を歩いて巡ることができる通路があり、願い事を心の中で唱えながら一周し、裏手にある玉鉾石に触れると願いが叶うと言い伝えられています。もちろん、私も願いを込めて玉鉾石に触れてきました。

社務所の屋根の掛け方や形状なども、伝統的な日本の建築様式が色濃く残っており、今後の住宅設計の参考になる点が多々ありました。

唐松山天日宮は、長い歴史と人々の信仰が息づく、まさに神秘的なパワースポットでした。 秋田県を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

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