♯4大工のてしごと 「鉋編」
匠ブログ
鉋(かんな)編
今回は、木材を美しく仕上げるために欠かせない道具、鉋(かんな)についてです。
鉋は、木材の表面を削り、滑らかにしたり、寸法を整えたりするための道具です。大工道具の中でも特に歴史が古く、シンプルな構造になっています。
木目の美しさや奥深さ、心地よく響く木削りの音、そして自分の手で木材が鮮やかに姿を変える達成感は、他に類を見ないものです。
この鉋掛けの体験は、以前、感謝祭や中学生・高校生の職場見学でも行ってきました。参加された皆さんには、その難しさと、うまく削れた時の達成感の両方を感じていただけたようです。
これらの体験を通して、職人の技の奥深さや、丁寧な手仕事の一端を感じてもらえたら嬉しいです。