ヒノキ化粧柱選定!木のぬくもり溢れるリビングに
匠ブログ
先日上棟を迎えられた住宅に使用するヒノキの柱の選定の様子です。ヒノキの7寸の材料を仕上げて、リビングに使用します。
私たちの作業場には、様々な表情を持つヒノキの柱が揃っています。一つ一つの柱は、それぞれの個性を持っていて、節の位置や木目、色合いが異なります。
柱を選ぶにあたり、まず、これらの柱の中から、節の有無や木目の雰囲気、色合いなどを確認します。次に図面を見ながら、柱のどの面をリビングに向けるか、背割れをどの方向に向けるのかなど、様々な角度から検討を重ねます。
こうして選ばれた檜化粧柱は、大工さんの手に渡ります。大工さんは、図面と柱を見比べながら、それぞれの柱が最も美しく、そして機能的に配置されるよう、丁寧に加工を進めていきます。檜の香りが漂う、温もり溢れる空間が生まれることと思います。