秋晴れの下で迎えた「建方」と、屋根のやさしい表情
匠ブログ
吸い込まれるような秋晴れに、西蒲区でN様の家の建方を行いました。

瓦屋根の表情を決める「化粧垂木」へのこだわり
この日、取り付けていたのは、2階のケラバ(屋根の三角の部分)に使用される「妻垂木」です。
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化粧垂木として、構造材でありながらもそのまま外部に見える木材を使用しています。
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この垂木には、職人が原寸を起こして墨付けをし、一本一本丁寧に加工した「ムクリ」がつけられています。
ムクリとは? 材木の中央部がわずかに上にふくらむような、ごくやわらかな曲線のことを指します。
このムクリをつけた化粧垂木を取り付けることで、これから施工される瓦屋根(かわらやね)が、やさしい表情へと変わります。