1枚板の木材加工 N様邸(新潟市西蒲区)
現場通信
西蒲区にて新築基礎工事中のN様邸。建て方を控え、作業場では着々と木材の加工が進められていました。
上り板やカウンターには、杉、桧、松、ケヤキ、クルミなど色々な無垢板材を適材適所に検討したうえで採用に至ります。
今回加工していたのは、日本の伝統的な建築にも用いられてきた「木曽桧(きそひのき)」と「松(まつ)」。それぞれの木の持ち味を最大限に活かし、職人が丁寧に仕上げています。
■土間兼居間カウンターに「木曽桧無垢板」
木なりの耳を片側は残して意匠美に、反対の片側はストレートにして機能性を考慮した形状に加工。高樹齢の証である木目の細かさと印象的な赤い丸節が特徴である木曽桧を、お宅の中心そしてご来客にも目に触れる空間に。
■寝室カウンターに「松無垢板」
長さ3650㎜×奥行450㎜の一枚板カウンターを、自社製材・天然乾燥をしていた松無垢板を。浮造り仕上げ加工をしています。繊細かつはっきりとした木目模様が一層際立ち、触れた感触も無垢材を味わえます。

こうした建て方前準備作業は、普段皆様の目に触れる機会は少ないかもしれません。こうした、見えない部分にも手間と時間をかけ、丁寧な家づくりを行っています。これから家づくりをお考えの皆様に、現場の様子を随時お伝えしてまいります。