”秋をいける”「おもかわたしなみ塾」いけばな教室

匠ブログ

9月28日(日)、さわやかな秋晴れの中、「おもかわたしなみ塾 いけばな教室」を匠の森にて開催いたしました。

この教室は、お客様に日々の暮らしを豊かにする「たしなみ」を体験いただくことで、安心感と繋がりを感じていただくことを目的としています。今回は、日本の伝統文化であるいけばなに挑戦していただきました。

 

小原流・宮原千溪先生による丁寧な指導

当日は、小原流の宮原千溪先生にご指導いただきました。先生からは、器に合った花の寸法や、花を切る時の注意点など、いけばなの基本を丁寧に説明いただきました。参加者の皆さまは真剣に耳を傾け、基本をしっかり学んだ上で制作をスタートしました。

秋の風情を彩る花材

本来は重陽の節句にちなんだ「菊」を予定していましたが、花材の都合で今回は見送りとなりました。しかし、先生が見本に2作、菊を生けてくださり、参加者の皆さまは「かすみ草と合わせると洋室にも馴染む」という意外な発見もありました。

今回、メイン花材は、秋の景色を飾るのにぴったりなこちらです。

  • ふさふさの花穂が風にそよぐ「パンパスグラス」
  • 真っ赤な「ケイトウ」
  • 小さな花が連なる青紫の「リンドウ」
  • 茶花にもよく用いられる赤褐色の「ワレモコウ」

パンパスグラスが固くて差しにくかったり、頭の重いケイトウが倒れやすかったりと、参加者の方は苦労されていましたが、お一人おひとり、各々素敵な秋の景色を花器の中に完成させることができました。

サプライズ企画と次回への期待

コーヒータイム中には、先生からのサプライズ企画として、見本に生けられた菊のくじ引きプレゼントがありました。「アナスタシア」という種類の大きな菊は、こちらのご家族に当たり、喜びの笑顔が見られました。

 

参加者の方からは、「次の開催は春ですか?」とアンコール開催を希望するお言葉もいただき、いけばなへの関心の高さを感じました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

 

たしなみ塾  今後の予定

  • 11/30 (日) アグリクラフト「クリスマスリースの会」
  • 12/21  (日) アグリクラフト「お正月飾りの会」

次回のたしなみ塾、そしていけばな教室の開催もどうぞお楽しみに。家づくりは、建てる時だけでなく、その後の暮らしの中で生まれる「つながり」や「安心感」も大切だと私たちは考えています。これからも、施主様や地域の皆さまとの交流を深めるイベントを企画してまいります。

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