「薪」~端材を最後まで活かしきる取り組み~

匠ブログ

建築資材が生まれ変わる季節

建築現場では、柱や梁、床材といった主要な材料を取り終えた後、どうしても様々な形の端材が生まれます。

私たちは、この大切な木の恵みを最後まで無駄にしないため、これらの端材を、これからの季節に活躍する「薪」として集めています。

サイズを整え、持ち運びやすいように束ねており、キャンプやバーベキューでの焚火はもちろん、これから訪れる寒い季節には、暖炉やストーブの温かい燃料として使っていただけるようにしています。

 

木材は、私たちに多様な恩恵を与えてくれる森林からいただいている大切な資源です。

・建築材料への利用:強度や美しさを最大限に活かし、お客様の住まいという形に。

・端材の利用:残った端材を薪として、熱や癒しという形で最後まで使い切る。

この一連の流れは、私たち木材を扱う建築業としての持続可能な社会への取り組みの一つです。家づくりで出た端材を薪として役立てることは、資源を循環させ、地球環境に貢献していると信じます。

木の温もりを暮らしの中へ

家を建てる際、お客様が選んだ木材の一部が、薪となってまた別の喜びや温もりを届ける。これからも、木材の持つ価値を最大限に引き出し、豊かな暮らしを支え続けていきます。

 

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