時を超えて蘇る囲炉裏のある暮らし

匠ブログ

長年愛用されてきた囲炉裏を、現代の暮らしに合わせてより快適に。「囲炉裏」がどのように息を吹き返し、新たな価値を生み出したのか、ぜひご覧ください。

思い出の囲炉裏を「椅子座」で楽しむ

I様からのご要望は、お手持ちの囲炉裏を椅子に座って使えるようにしたいというものでした。これまでの小上がり畳席では、正座が大変だったり、現代のライフスタイルに合わないと感じることもあったのではないでしょうか。そこで私たちは、既存の小上がり畳を撤去することから着手しました。

杉赤材で魅せる、囲炉裏のかさ上げと框

囲炉裏のかさ上げには、上品な杉赤材を使用しました。美しい木目が特徴の杉赤材は、囲炉裏の重厚感を損なうことなく、空間全体に温かみと上質さを添えます。

ダイニングテーブルと一体となる、新たな囲炉裏の形

さらに、お手持ちのダイニングテーブルと囲炉裏の高さが揃うように調整し、テーブルと囲炉裏をつなげて一体感のある空間を作り上げました。これにより、囲炉裏を囲んでの食事はもちろん、普段のダイニングスペースとしてもより使いやすくなりました。

囲炉裏と共に紡ぐ、豊かな食の楽しみ

リフォーム後、I様からは「魚を焼いたり、肉を焼いたり、今後囲炉裏を使用する回数が増えそう」と大変ご満足いただけました。囲炉裏を囲んで家族や友人と語らい、共に食事を楽しむ時間は、きっと格別なものになるでしょう。

 

 

 

 

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