大竹有保の文字が刻まれた記念碑が完成!立誠塾の歴史に触れる
匠ブログ
長岡市中之島のT様のお庭に歴史ある私塾「立誠塾」の記念碑を建立いたしました。この立誠塾は、幕末から明治にかけて活躍した書家としても知られる大竹有保が明治2年に創設。近郷の子弟たちに漢学を教え、地域の発展に大きく貢献しました。
この度、立誠塾の跡地に記念碑を建立することになったのは、大竹家のご子孫であるT様のご依頼によるものです。T様は、長らく立誠塾で使用された教材の一部を保管しており、昨年4月にはこれらの貴重な資料を「長岡市歴史文書館」に寄贈されました。
しかし、手元から立誠塾を偲ぶ資料がなくなったことで、その記憶を形に残したいという思いが募り、今回の記念碑建立に至ったそうです。
今後、大竹有保自らが書いた文字が刻まれた記念碑は、訪れる人々の心を打つことでしょう。
この度の記念碑建立は、私たちにとっても大変貴重な経験となりました。めったにない機会に携われたことに心から感謝いたします。
T様、誠にありがとうございました。