ランラン日記vol.26 夏のトレーニング後が肝心!効率的に体温を下げる「深部体温」ケアで夏バテ知らずに
匠ブログ
こんにちは!設計部の木部です。大学時代は、箱根駅伝に3回出場するなど、陸上に打ち込んでいました。「陸上と建築の仕事を両立したい」そう心に決め、重川材木店に入社しました。現在、日中は設計の仕事に没頭し、朝夕にはランニングの練習に励んでいます。
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厳しい夏のトレーニング、お疲れ様です!トレーニング後のケア、どのようにされていますか?「シャワーを浴びて体を冷やす」だけでは、実は不十分かもしれません。夏のトレーニング後に最も大切なのは、体の中心部の温度、いわゆる**「深部体温(しんぶたいおん)」を効率的に下げること**なんです。
深部体温がなかなか下がらないと、夏バテの原因になったり、疲労回復が遅れたりする可能性があります。せっかく頑張ったトレーニングの成果を最大限に引き出すためにも、効果的なクールダウンを取り入れましょう。
なぜ深部体温を下げることが重要なのか?
外気温が高い夏は、運動によってさらに体温が上昇しやすくなります。体の表面を冷やすだけでは、内部にこもった熱が放出されにくく、クールダウンに時間がかかってしまいます。深部体温を素早く下げることで、以下のようなメリットが期待できます。
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熱中症のリスク軽減: 体のオーバーヒートを防ぎ、熱中症のリスクを低減します。
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疲労回復の促進: 体温が下がることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。これにより、疲労回復が促されます。
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夏バテ予防: 体への負担を軽減し、食欲不振や倦怠感といった夏バテの症状を予防します。
効率的に深部体温を下げる2つの方法
ここでは、夏のトレーニング後に特に効果的な深部体温を下げる方法を2つご紹介します。
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「水風呂」の活用(冷たすぎに注意!) シャワーだけでなく、思い切って水風呂に浸かるのは深部体温を下げるのに非常に効果的です。ただし、「冷たすぎないこと」が重要です。冷たすぎると体が震えてしまい、かえって体温を上げようと反応してしまうことがあります。少し物足りないくらいの水温(20℃〜25℃程度が目安)で、数分間浸かってみましょう。
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「アイススラリー」を取り入れる 最近注目されているのが、シャーベット状の氷のドリンク「アイススラリー」です。これをトレーニング後に摂取することで、体の内側から効率的に冷やすことができます。市販品もありますが、自宅で簡単に作ることも可能です。ただし、頻繁に摂取しすぎると内臓に負担をかける可能性がありますので、ここぞという時や、特に疲労度が高い日に取り入れるのがおすすめです。
夏のケアが秋冬のパフォーマンスに繋がる!
夏の間の体調管理は、秋冬のトレーニングやレース結果に直結します。適切なクールダウンで深部体温をケアし、夏バテ知らずで健康な体を維持しましょう。この夏、快適なトレーニングを継続するために、日々のケアを見直してみませんか?ご自身の体調に合わせて、最適なクールダウン方法を見つけていきましょう!