ランラン日記vol.22 走りを進化させる「地面反力」とは
匠ブログ
こんにちは!設計部の木部です。大学時代は、箱根駅伝に3回出場するなど、陸上に打ち込んでいました。「陸上と建築の仕事を両立したい」そう心に決め、重川材木店に入社しました。現在、日中は設計の仕事に没頭し、朝夕にはランニングの練習に励んでいます。
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地面を踏み込む力が推進力に変わる瞬間
ランニング中に足が地面に着地する瞬間、私たちの体には想像以上の力が加わっています。なんと、一歩ごとに体重の4~5倍もの力が足にかかると言われているのです。この大きな力をただ受け止めるだけでなく、前へ進むエネルギー、つまり推進力へと効率的に変換することが、スムーズな走りを実現する秘訣です。
推進力を生み出すための4つのポイント
では、具体的にどうすれば地面からの力を推進力に変えられるのでしょうか? 重要なのは、足が地面に着いた瞬間の体のラインです。以下の4つのポイントを意識してみましょう。
- 足首: 地面をしっかりと捉え、ぐらつきのない安定した軸となるように意識しましょう。
- ひざ: わずかに曲がった状態を保ち、衝撃を吸収すると同時に、力をスムーズに伝える役割を意識します。
- 股関節: 大きく可動させることで、地面を蹴り出す力を最大限に引き出します。
- 肩甲骨: 腕振りと連動させ、体全体のバランスを取りながら、推進力をサポートします。
これらのポイントが、着地した際にできるだけ一直線になるようなイメージを持つことが大切です。完全にまっすぐにすることは難しいかもしれませんが、どこかの関節が極端に曲がっていると、その部分で力が吸収され、推進力へと繋がりにくくなってしまいます。
この点を活かして、さらに快適なランニングを実現しましょう。