2017年01月06日
明けましておめでとうございます。
旧年は、格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
本年もよろしくお願い致します。
2016年12月16日(金)、新潟市では今シーズン初の積雪となったこの日、
おもかわたしなみ塾では、特別編第二弾として
アグリクラフト教室②『お正月飾り』の会を開催しました。
参加者の皆さんは不意の降雪にも関わらず、
遅れることなくお集まりくださり、時間通りにレッスンスタート!
講師は前回クリスマスリースをご指導くださった、
にいがたアグリクラフトの井上悦子先生です。
今回はまず穂先の根元を束ね、そこから三つ編みを編んでいきます。
この稲穂の束を三つに分けることがとても難しく、
茎で分けてみても葉先が絡まったりと、
三つ編みに慣れている女性陣でも一苦労でした。
なんとか三つ編みができたら、編みこんだ部分をくるりと輪っかにしてベースは完成。
そこに今度はお正月らしい飾りをさしながらアレンジしていきます。
松の葉や2017年の干支である酉の飾り、金屏風に、
「迎春」や「あけましておめでとうございます」と書かれた凧など、
飾るごとにどんどん賑やかにお正月らしい風情が出てきます。
赤と金の水引の出番になったところで、先生から
「水引はご自分の好きな形を、自由に作ってください」とのお言葉が。
輪を二重にしてみたり、上下にしてみたり、左右にしてみたり…
はたまた赤と金色をそれぞれ形作って重ねてみたりと皆さん試行錯誤のご様子。
「先生、自由が一番難しいです…」という弱音も漏れつつ、
全員無事に自分なりの水引を形作って取り付けることができました。
難関を突破して納得の表情と共に
「この水引へのこだわりに、家族はきっと気付かないだろうな」という声も。
受講生のご家族の皆様、ぜひ力作の水引に気づいてください!!
水引も付き、ワイヤーで束ねた部分を和柄のテープで隠して、
松ぼっくりとまゆ玉をたして、遂に完成です。
あちこちから「これは玄関に飾らなきゃ」、
「和風でも洋風でもどちらにも合うわね」と盛り上がり、
一足先に、匠の森に晴れやかなお正月がやってきたような
華やいだ雰囲気になりました。
講座の後のお楽しみ、おもカフェは少し長めのティータイムに。
なんと井上先生から受講生に、手作りのお正月用の箸置きと箸袋の
素敵なサプライズプレゼントが用意されていたのです!
そこでこのプレゼントを見本に急遽水引で2017年の干支である
にわとり作成講座が始まりました。
皆さん、なんて熱心なことでしょう。
せわしい師走のひととき、手作りで迎えるお正月準備は、
心休まる時間になりました。
受講生の皆さんのお宅では、手作りのお正月飾りで、
笑顔あふれるお正月をお迎えされたことでしょう!
さて、次回の「たしなみ塾」は生け花教室の最終回になります。
開催日は2017年2月17日(金)。
皆様のお申し込みを心よりお待ちしております。
前回の「おもかわ たしなみ塾」特別編『クリスマスリース』の会
「おもかわ たしなみ塾」 特別編 『クリスマスリース』の会 を開催しました