2017年11月08日
2017年10月29日に開催しました、「木育フェス」の様子を新潟日報さんに紹介していただきました!
木育フェスは、普段の生活の中で減っている「木に触れる機会」を子どもたちに届けたいと思い企画したイベントです。
この日はあいにくの雨でしたが、ご家族連れを中心に約100名の皆さんにご来場いただきました。
今回の木育フェスの会場は、加茂市にある私たちの木材工場「緑の森」です。
ここは、家づくりには欠かせない「越後杉ブランド材」をつくる県内最大規模の認定工場。私たちは、お客様にいつまでも心地よく暮らしていただける家をつくるために良質な資材を自分たちで生産しています。
そんな木を製材・乾燥するための現場に実際に足を運んでもらい、子どもたちに、森の中で、心地の良い木にいっぱい触れ思いきり身体を使って楽しみ、学んでもらおうと、たくさんの企画を盛り込みました。
みんなで力を合わせて小さなお家を建ててみよう!「こども上棟式」
大工さんに教えてもらいながら
みんなで力をあわせて、柱や梁を運んで、組み合わせていくと…
だんだんと、小さなお家の骨組みができてきました!
完成したら、みんなで餅まき!
この時ばかりは会場中からお客さんが集まり、みんなで宙を舞うお菓子やお餅に手を伸ばします。
雨のため室内での餅まきとなりましたが、雨が降る上棟式は「福が降り込む」とか「幸せが降り込む」、また火事にならないと言われ、昔から縁起がいいとされているそうです。なので、お餅が降ってきた皆さんにも、きっと福が舞い込むかも?
木工体験コーナーでは、大工さんのサポートのもと大人も子どもも一緒になって、大工道具を手に取り、ものづくりにチャレンジしました。
本棚やプランターづくりにカンナがけ体験。
大人のサポートを受けながらも、自分で工夫して、上手になっていく子どもたち。
つくる楽しさ、つくる喜びを感じてもらえたのではないでしょうか?いい思い出になってくれたら嬉しいです。
その他にも
森から切り出された丸太を、製材し、乾燥させて家の柱になるまでを見学する木材工場見学ツアーや
大工が作った木の家具の展示。
里山積み木に、ガーデニングコーナーなどなど盛りだくさん。
お昼にはおにぎりと芋煮の振る舞いもありました。
そして、大人気だったのがこの日のために新たに作られた大工の自信作「越後杉ロボ」!
見てください、この細部までこだわったクオリティの高さを!何を作るにも手を抜かずにこだわり抜いた職人魂を感じます。
これからは、重川材木店のイベントには越後杉ロボの登場が定番になるかも!?
日本は世界第2位の森林大国です。しかし、近年は暮らしの中で木に触れる機会が減っています。
プラスチックなどの新しい素材の普及や、安い外国産の木材の輸入によって、日本の豊かな森林は、次第に私達の暮らしから遠いものになってしまいました。
その影響か、日本の木材自給率は約30%にとどまっています。そして、手入れをされなくなった森や山が荒れていくことが大きな問題になっています。
木は子どもの五感に働きかけ、豊かな心を育んだり、私たちを癒やしたりしてくれます。
私たち重川材木店は、家づくりを通じて、私たちが木をもっと暮らしに取り入れやすくしたい。そうすることで、森林が管理され、自然環境を守ることにつながると考えています。
その一環として、子どもたちが大自然に囲まれて、森の空気を味わいながら、ゆったりとした休日を一緒に過ごしてもらうことで、木に親しみを持ってもらおうと企画したのが今回の木育フェスでした。
初めての取り組みでしたが、何よりも皆さんの笑顔に私たちが勇気づけられた一日となりました。お足元の悪い中ご来場頂きました皆さん、本当にありがとうございました!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
<木育フェス in 加茂 写真展>
11月11日(土)~26日(日)
◆場所 匠の森(西蒲区升潟1-1)
◆時間 10時~16時
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