2016年08月25日
「残暑の候」と言われる季節になりましたが
まだまだ暑さが続く今日この頃、皆様お変わりありませんか?
感謝祭のご報告を一旦お休みして、本日は2ケ月に一回の
「おもかわたしなみ塾」の様子をお届けします。
今月の19日にモデルハウス「匠の森」で「『涼』を求めて」をテーマに、
生け花の教室が開催されました。
今回の花材は、ドウダンツツジ、サンキライ、テッポウユリ、
カスミソウ、ナルコ、カラーの6種類です。
暑さは一向に引きませんが暦の上では立秋も過ぎているので、
玄関には秋のお花三種をウエルカムフラワーにアレンジして、
本日お越しの皆様をお出迎えしました。
まずは先生から花材の説明で会はスタート。
なかでも興味深かったのがサンキライだったのですが、
「サンキライ」とは俗称で、正式名称はサルトリイバラだそうです。
真っ赤な実だけになったサンキライはよく見かけますが、
この日用意されたもののように、緑で葉っぱがついている状態は珍しいとのこと。
これまでのたしなみ塾でもお花にまつわるエピソードを
色々とうかがっていますが、花の生け方だけではなく、
知識も学べるのも楽しみの一つになっています。
ドウダンツツジ→サンキライ→テッポウユリ→カラー→ナルコ→カスミソウの
順番でいけたのですが、特に枝もののツツジにみなさん大苦戦。
幹の太い部分をのこぎりで切り落とす場合もあり、剣山に刺すのも一苦労です。
参加者の中からは「金づちを持ってきて!」なんて冗談も飛び出し、
奮闘しながらもとてもみなさん楽しそうにいけていらっしゃいました。
テーマ「『涼』を求めて」を表現するために先生からは
「山に行ったら、こんな涼しげな風景があったな、ということを思い出して
林を作るような感じでいけてみて」とのアドバイスをいただきました。
さらに、”生け花初心者あるある”として、
「すべての花を使い切ろうとすると、まとまりがつかなくなるので注意」との一言も。
生け花初体験の女性大工の慣れない様子を見かねて、
受講生のお一人がアドバイスをしてくださったり、
今回もとてもわきあいあいとした講座となりました。
そして講座の後のお楽しみ、「おもカフェ」の今回のお菓子は
夏らしいシャーベットゼリー。
みなさん召し上がりながら次回10/8・9・10の展示会について、
洋風か、和風かのテイストや花器など、時間が過ぎるのも忘れて話し合いました。
次回はいよいよ展示会です。
その頃には、もう涼しい風が吹いているのかと思うと
この暑さもちょっと名残惜しくなりますね。
過去の「おもかわたしなみ塾」の様子