2020年11月17日
郊外の静かな田園地帯。
車通りのほとんどない袋小路。
いちばん眺めのよいソファーに腰を下ろし、さわやかな春の風を感じながら木々の芽吹きを楽しむ。気が向けば畑仕事に精を出し、雨の日は深い軒下の濡れ縁で雨音に耳を傾ける。
そんな暮らしをイメージした住宅です。
居間のソファーから庭を眺めると、適度に視線を遮る木塀と樹木。周囲より少し土を盛った庭は、濡れ縁との段差も少なく内外の距離を縮めてくれます。
畳の間はホールと居間の両方につながり、TPOに合った使い方に対応。
寝室と水まわりはクロゼットを介してつながり、階段の位置は2階からのアクセスに配慮。
必要なところに必要な機能が用意されている暮らしやすい住宅です。
居間の勾配天井、食堂のムクのカウンター、庭に面したフルオープンサッシ、2階の勾配天井など、木の質感と視界の工夫が居心地をさらに高めてくれます。