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TOP重川のこだわり自社林と燻煙乾燥

重川のこだわり

自社林

近くの資源を有効に利用し、それを循環するシステム。50年、100年先を見つめた住まいづくり。

自社林

社名にある通り、当社は材木店を生業にしていました。
そこで培われた木材や銘木、住宅用建材に対する知識と経験を活かし、素材を厳選しその特性や乾燥の度合いを見ながら、適材適所に使用し、新築住宅を提供しています。

現在は、新潟の森林を活かし地域の活性化につなげるため、「新潟の山の木で家を造る会」の一員として新潟県産材を使った家造りを実践しています。

再生可能な資源を有効に活かす

再生可能な資源を出来る限り有効に使う。
この考え方を重川は貫こうと考えています。
木

人と自然がつくり出す循環のシステム

自社林 60町歩超の自社林で
植林→下草刈り→枝打ち→間伐。
50年~60年の時を経て伐採し、しっかりと乾燥して製材する。重川の自社林は、生産資源再生、又それらを学ぶ場となっています。

新潟県で育った杉材が、「加茂・緑の森木材工場」で、県が定めた強度や含水率などをクリアした”越後杉ブランド材”となり、安心・安全な住まいをつくり上げます。

越後杉ブランド材認定工場 加茂・緑の森 木材工場

時間をかけてゆっくりと木と自然にやさしく、くんえん乾燥いたします

木材は乾燥により強度が30%強くなり木目と色が美しくなり狂いがなくなります。
カンナで仕上げた時には、木目がしっかりとして優しい色に仕上がり、時間と共に美しさを増します。
また、阪神大震災以来、建物の耐震性の強化から接続金物の基準が大きく変わりました。構造材からしっかりした乾燥をしていないと、どんなに優れた金物で補強しても1年ほどで接続部が緩んでしまい壊れたイスの様になってしまうのです。
しかし、まだ乾燥材の使用率は20%を下回っていると聞きます。木材乾燥を行うと価格が高くなるという理由からかもしれません。
重川材木店の構造材は、大切な人が住む新築住宅のために、地元の気候風土で育った、新潟産木材を中心に使用して、燻煙乾燥という乾燥の技術で、時間をかけて木と自然にやさしく乾燥させます。

右の写真は「バイオマス大型燻煙乾燥庫」の落成記念式典の写真です。泉田新潟県知事様を始め、多くの皆様から完成をお祝いしていただきました。なお、加茂・緑の森 木材工場は燻煙乾燥庫利用により、二酸化炭素排出量の40%削減をはたします。

木の新築住宅は乾燥が命です

古民家はいつも使っている囲炉裏の煙のおかげで、150年も200年も代々住み継がれています。煙が木材の芯までゆっくりめぐって強さを増し、防腐・防虫効果も出てきます。
身近なところではカツオ節を想像して下さい。ふつうならすぐに腐ってしまうカツオも、煙で燻すことによって、長期間保存可能な、しっかりと身の引き締まった状態になります。こうした方法は、昔から色々な所に使われていて、地球に優しい生活の知恵なのです。

この知恵から生まれたのが燻煙乾燥技術です。

この技術は石油や重油などの化石燃料を使わず、製材や木材の加工時に発生した端材を燃料とし、煙の力で乾燥する方法です。木材にやさしい約70℃~80℃の温度で、20日間じっくり時間をかけ、煙と炭の遠赤外線の力で乾燥させます。
一般的な高温乾燥(110℃~120℃)で見られる木材のやけど(木の組織が壊れ、強度の低下や木色の黒ずみが起こる)が生じにくく、強度に優れた木肌の美しい材ができあがります。

大切な木だから無駄には出来ません

燻煙乾燥の燃料は、製材や建築現場で生じる端材。
自然から頂いた大切なエネルギーだから、最後まで使い切ります。
燻煙乾燥を行うことで環境配慮とコストダウンを図っています。

越後杉ブランド材 認定工場 加茂・緑の森 木材工場

大型燻煙乾燥庫は加茂・緑の森 木材工場に建てられています。加茂・緑の森は重川材木店が運営している木材工場です。

重川材木店は自社林を保有し越後杉を育て、山の整備を行っています。また、整備された山はCO2の吸収量が上がり、地球環境の保全にもつながります。重川材木店は地元新潟の木を使った注文住宅を建てることで環境にやさしい街づくりを目指しています。

加茂・緑の森 木材工場は越後杉ブランド材の認定工場として、新潟の厳選された越後杉を、皆様にお届けいたします。

緑の森のホームページ
越後杉ブランド材認定工場 加茂・緑の森

緑の森のブログも公開しております。こちらも是非ご覧ください。
越後杉ブランド材認定工場 加茂・緑の森ブログ

上質な和風住宅を良質な木材でお造りしております。

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