お気軽にお問い合わせください TEL:0256-88-3336

TOP企業情報グッドデザイン賞里山から家づくりを考える

企業情報

受賞の言葉

この度、重川材木店の「地産地消の家づくり・街並みづくり」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2011年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。

「青海の杜」では地元新潟県産の越後杉や安田瓦を住宅に使用、街並みを先導。土塀には酒蔵の壁土と瓦を再利用、緑地・生垣などにより四季の変化を感じさせることで調和のとれた美しい街並みを創り上げました。

これからも新潟の気候風土や地域の景観に配慮した家づくり・街並みづくりを行って参ります。今後ともご指導・ご支援をお願いします。

代表取締役 重川隆廣

受賞の概要

重川の地産地消のモデルハウスは、「地産地消の家づくり・街並みづくり」を誘導する狙いのもと、新潟県産の越後杉を柱や梁などの構造材として使用しています。また屋根瓦には雪国新潟ならではの耐久性をもった安田瓦を使用したり、地元加茂の建具職人の作った建具家具を使用するなど、地域の伝統を活かした家づくりを実践しています。

また、街並みを結ぶ土塀や生垣は街全体に落ち着いた佇まいを演出し、まさに「北越の京都・加茂」にふさわしい美しい景観を創出しています。

地域の木材資源「越後杉」の地産地消の観点から、住宅建設を中心に、伐採や里山体験プログラム、体験農園など、地域づくり、まちづくりに幅広い観点で活動している。行政に頼らないこのような小規模の取り組みが、実は地域活性化の原点であることを感じさせる。

重川が大切にする地域づくり・街並みづくり

里山の活性化


加茂などにある20万坪の自社林を、狂いが少なく高い品質を誇る県産スギ材製品である「越後杉ブランド」に育てています。加茂で育ったスギを使うことで新潟の気候風土にあった快適な家づくりができるだけでなく、里山の森林整備にも貢献しています。また一般の方々に木の良さ、里山の大切を知っていただく為に山の木を切り倒す伐採見学や木工教室等を実施し、多くの方々にご参加を頂いています。伐採し製材された杉は、加茂・緑の森木材工場のバイオマス大型燻煙乾燥庫で乾燥させ、狂いが少なく高い品質を持つ県産杉材製品「越後杉ブランド材」として製品化されます。

里山体験・地域交流


加茂・緑の森 木材工場には、交流田として平田や棚田があり、田植えや稲刈りのイベントを毎年開催しています。
自然に触れ、水に触れ、土に触れ、食の大切さを学ぶと同時に、人々がふれあう地域交流の場として多くの方々にご参加いただいております。また緑の森では「ほたる復活作戦」として里山の環境改善を進めた結果、見られなくなっていたほたるが再び見られるまでに生まれ変わりました。

重川の家づくり


重川の家づくりは地産地消の考え方に重きを置き、新潟県産材「越後杉」や地元伝統の屋根瓦である「安田瓦」、加茂の地場産業である建具や家具を活用しています。越後杉を使用することで、里山の木材資源の循環を促し自然環境の保全に貢献することができます。また、安田瓦や建具の活用は地元の伝統技術を守り伝えることに繋がります。風土に調和しシンプルで落ち着きのあるデザインの中に、地産地消が息づいている家づくり、街並みづくりを進めていきたい。それが私達の想いです。

「グッドデザイン賞」は、1957年に始まった日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。グッドデザイン賞は、そのデザインが「くらしを、社会を豊かにしうるのか」という視点、つまりデザインの効果・効用を審査基準としています。合計40項目の評価ワードから約3ヶ月をかけて、日本のトップデザイナーや建築家など約60名が審査を行い、二次審査を通過したものだけが受賞できます。

グッドデザイン賞 審査の視点

安全に配慮している、②使いやすい、③わかりやすい、④長く使えるデザインである、⑤生活環境に配慮している、⑥家族やコミュニティを大切にしている、⑦新しいものづくりを行っている、⑧地球環境に配慮している など

グッドデザイン賞受賞 モデルハウス 青海の杜

ページの先頭へ