数寄屋門の両脇には御影の切石、ごろた石で植え込みを設け
ハナカイドウ、エゴを植え込み、新潟の春の開花を楽しむ。
住まいを数寄屋門、竹塀、植栽で包み、木々の緑や花で季節を楽しむことができる。
大磯の小砂利による洗い出しの中に御影石をデザイン。
ヤマモミジのトンネルで玄関へと誘い込んでいく。
正面に坪庭、窓には下地窓。
上げ下げ障子で空間に彩りを添える。
壁は京聚楽塗り、天井は杉杢目竿縁張りとし、床柱に上杢杉柱を使用した和室。
お茶事の際は広間としても利用。
四畳半切りと台目構えが楽しめる注文住宅ならではの茶室。
床柱は赤松丸太、中柱に香節丸太を使用。
家族が多くの時間を過ごすリビング・ダイニングは20帖台のワンルーム。
ダイニングの向かいには対面キッチンを配した。
リビングとダイニングとの間に障子を用いた隔て壁を設け
キッチンの目隠しとし、リビングに落ち着きをもたせている。
窓から坪庭を楽しめる浴室。
床は黒の御影石を磨きとびしゃん打ちで使い分け、機能とデザイン性に配慮した。
壁・天井に青森ヒバを使用し、木肌と香りで癒しの空間を演出。