南北方向に庭、開口部を設け風通しと景観のつながりを持たせた空間構造が特徴。
外部の庭は、雑木林風のイメージで、土留めも既存の石を有効に利用し、落葉樹主体で構成しました。
アプローチの大谷石の踏石が訪れる客を優しくもてなします。アプローチから駐車スペースへとつながる川砂利敷は、渓流のせせらぎをイメージしました。
LDK空間はムク材に包まれた明るく風通し良い空間。
シンプルな照明計画は効果的に雰囲気を造り、器具交換も容易な物としました。
2階はあえて造り込み過ぎず、将来のライフスタイルの変化に応じていけるよう配慮しました。
今後、施主様が楽しみながら造り上げて行く余白を随所に残してあります。