五頭連峰のふもと、福島潟にほど近い田園地帯に計画された二世帯住宅です。
建物の位置は既存の「門」と「前庭」をそのまま活かし、視線や音が気になっていた道路からは距離を確保。
玄関の位置は変えずに各ゾーンの動線を検討。6つの寝室が上下に重ならないよう配慮した間取りです。
水まわりは1階の二つの寝室から近く、また2階からのアクセスも便利。
車庫側に設けた裏玄関や農舎に近い勝手口は雨や雪の日でもスムースな出入りが可能です。
新たに中庭を設けることで各部屋の陽当たりや風通しを確保。
建物に囲まれ落ち着いた雰囲気の庭として計画。
和室・居間・寝室などどこにいてもこの家の中心となり四季折々の風景が楽しめます。
2階の若夫婦のために設けたサブリビング。
目の前に広がる五頭連峰のパノラマが満喫できる小さくても、贅沢な空間です。