平屋に、腰屋根風の2階を乗せた外観。スペースを細かく仕切らず、シンプルな動線で広々と利用し、お気に入りの小物や工芸品に囲まれ、たまの来客にも対応できる・・そんな住宅です。道路側に車庫と駐車スペースを設置。アプローチを兼ねた屋根とすることで積雪時に車椅子を利用する場合でも心配ありません。必要最小限の廊下以外は動きやすいよう、ワンルーム感覚の間取りをご希望。タタミコーナーの奥にある寝室の作業カウンターに腰を下ろせば、居間食堂に設けたフルオープンサッシ越しに中庭の緑も楽しめます。引戸を閉めれば寝室の存在感を消すことも可能。急な来客にも対応します。台所は室内が見渡せ来客との会話も弾む対面式カウンター。視線の先には杉の赤身を活かした模様が特徴の扉でニッチを設け、旅行先で見つけた小物類を飾れるスペースに。壁面は華やかさを感じる和紙で仕上げました。水廻りは奥にある寝室まわりに配置。裏の畑で採れた野菜を洗ったり保存したりできる勝手口も設けました。小屋裏風の2階もお子さんたちが泊まるには十分な大きさを確保しています。
