住宅、車庫、塀垣、庭。それらの要素をいかにバランスよくまとめるかが、注文住宅における住まいの重要なポイントとなります。
住む方が愛着を感じ、いつまでも愉しめる家づくり。
それが重川の目標です。
新築住宅の玄関床は小砂利の洗い出し、天井には木小舞を配し、和の基本を忠実に実現。
畳敷きの寄付、正面には落ち着きある飾り床を配しています。
無駄を排除したシンプルな空間。
それでいておもむき、和み、そして精神性さえ宿っているような空間があります。
その空間を意図し、設計した玄関スペース。木と土と紙の和素材を用いた「きれい寂び」の表現です。
正面に赤松の床柱。
四畳半に台目をつけ、台目がまえと四畳半切りの二通りのお稽古が可能な四畳半台目。
天井は網代張り、壁は聚楽土壁。素材を大切に、素材と美にこだわった茶室です。
天井には新潟越後杉の柾目を用い、勾配をつけて落ち着いた気持ちで眠りに入れるように配慮しています。
お休み頂く部屋は、すっきりシンプルに構成することも重要なポイントです。
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